平成29年3月24日(金)13:30~住宅金融支援機構本店1階 すまい・るホールにて、公益社団法人 日本不動産学会(三井康壽 会長/政策研究大学院大学 客員教授)主催 【日本不動産学会政策シンポジウム】「空き家・空き地の有効活用に向けて」のパネルディスカッションが行われました。

東京都市大学環境学部教授、日本不動産学会理事の室田昌子様の開会の辞に続き、国土交通省 住宅局 住宅政策課 住宅国際対策官 村上真祥様より主旨説明があり、国土交通省 住宅局 住宅政策課長の和田康紀様の御挨拶がありました。

基調講演は、日本大学経済学部教授、日本不動産学会理事の中川雅之様から「空き家空き地発生のメカニズムについて」、お話がありました。国土交通省 土地・建設産業局、住宅局より「空き家・空き地問題への対応について」の報告、各地域・行政の取り組みの報告、そして林直清会長から「空き家・空き地の有効活用」の講演がありました。
その後、同理事の室田昌子様からもプレゼンがあり、続いて中川様のコーディネートで6名のパネリストによるパネルディスカッションが始まりました。

林直清会長から、なぜ空き家が生じて、利活用が進まないのか、所有者側の事情や外部事情の説明、又、松戸市、名張市の具体的な事案、聴講者からの質問等活発な意見が交わされ、とても参考になるシンポジウムでした。